
Ubuntu 20.10(Groovy Gorilla) のインストール手順
Ubuntu 20.10のBeta版(事実上のファイナル版)がリリースされたのでインストールの手順をご紹介します。手順はほぼいつもどおりでした。ただなぜかインストールにすごく時間がかかりました(原因は後ほど)。
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Ubuntu 20.10について
正式版はGroovy Gorilla Release Scheduleによれば10月22日リリース予定ですが、日本語Remix版はそれから1〜2週間後になると思います。
Ubuntu 20.10は短期(9ヶ月)サポート版なので、新しもの好きでなければUbuntu 20.04 LTSを使い続けた方がいいでしょう。
ちなみにUbuntu 20.10 BetaはUbuntu 20.10 (Groovy Gorilla) Betaからダウンロードできます。
*実機へのインストールは正式版が出てからにしましょう。
*実機にインストールする人はダウンロードしたisoファイルをCDに焼くか、 「UNetbootin」でUSBに仕込んでおきましょう。 「UNetbootin」については、UNetbootinって簡単なんだねのエントリーをご覧ください。Windows環境の場合もWindows版の 「UNetbootin」があるので検索してみてください。Ubuntu環境であればUbuntu 18.04 LTS/18.10 で手軽にブータブルLive USBを作る方法の方法も使えます。<
Ubuntu 20.10のインストール
まずCD(isoファイル)から立ち上げます。
使っている言語の設定ですが最初「English」になっているので、一番下までスクロールして「日本語」を選択します。
「Ubuntuをインストール」をクリックして操作を進めます。
キーボードレイアウトの設定になります。通常はそのままでOKですが、必要に応じて設定します。もし間違って設定したとしても後から直せます。参考:Ubuntuでキーボードレイアウト変更
インストール準備で確認画面がでます。通常は「通常のインストール」のままで、「その他のオプション」の「Ubuntuのインストール中に~」はデフォルトでチェックがついていますが私はそれを外し、代わりに「グラフィックスとWi-Fi〜」にチェックを入れました。
*「Ubuntuのインストール中に~」はインストール後アップデートをしやすいように予めアップデートファイルをダウンロードしておくというもので、アップデート作業が必要になるのは変わらないので、インストールが成功を確認してからやればいいかなと思います。それよりかは、「グラフィックスとWi-Fi〜」のほうがあとからやる操作が分かりづらいので、この時点で入れておいたほうが面倒がないと思います。まあこのへんはお好みで。
インストール先の設定です。通常は「ディスクを削除して~」を選べばいいと思います。
*ただしディスクがフォーマットされるので注意。
わかっている人は「それ以外」を選んでパーティーションを設定します。わたしは実機の場合「/home」を別パーティーションに設定しています。
*「/home」を別パーティーションにしておくと以後クリーンインストールする際「/home」内のデータを引き継げるので再設定するのが楽になります。
警告が出ますが、問題なければ先へ続けます。
住んでいる場所の設定。デフォルトでTokyoなので東京の人はそのままでOK。違う地域の人は最寄りの地域を入力すると途中でリストがでるので近いものを選びましょう。あとから変更できるので面倒であればそのまま進めて大丈夫です。システム設定の「時刻と日付」で設定変えられます。
アカウントの設定。「ユーザー名」が「コンピューター名」に反映されますが、必要があれば変えられます。「あなたの名前」も共通にしてもとくに問題ないと思います。
これで実際のインストールが始まります。しばらく時間がかかるので、お茶をするなり画面右側にある「>」をクリックしてUbuntuの説明を見るなりして時間を潰しましょう。
冒頭で書いたインストールに時間がかかった原因の所です。どうやらアンパッキングにすごく時間がかかっているようでした。
↓ここも(アンパッキングに)時間がかかったところです。圧縮の仕方(高圧縮になった?)が変わったのでしょうか?
インストールが終わると再起動を促されるので、ボタンを押して再起動します。
インストールメディアを取り外すようにと出るので、インストール用のCDやUSBを抜いて、「Enter」キーを押します。
再起動中…
ログイン画面が出たので、アカウント名(この場合moebuntu)のところをクリックします。「パスワード」入力画面が出るのでインストール時に登録した「パスワード」を入力してログインします。
無事起動できました。
初回起動時の設定
初回起動時以下のような設定画面が勝手に出るので、必要に応じてセッティングします。必要なければ右上の「スキップ」ボタンを押します。以降の項目はあとからでも設定を簡単に変えられるのでテキトーに進めても問題ありません。
改善支援するか出るので、お好きな方を選んで「次へ」ボタンを押します。
位置情報サービスの設定、デフォルトではオフになっています。
これで一通り設定が終了したので、「完了」ボタンを押して画面を閉じます。
ちなみに上記の設定は電源ボタンをクリックして左下にある「設定」のアイコンを押すと出る設定画面で変更できます。
最新状態にアップデート
とりあえずアップデートをかけ最新の状態にします。今回画面に通知があったので、「今すぐインストール」をクリックして、認証要求されたのでパスワードを入れてアップデートしました。これで上記インストール時パスした「Ubuntu のインストール中にアップデートをダウンロードする」もリカバリーできます。
端末(Ctrl+Alt+T)から手動でやる場合は以下を入力適用すればOKです。
sudo apt update
sudo apt upgrade
「パスワード:」はログイン時に入力したパスワードです。端末上はパスワードを入力しても文字としては出てこないので、パスワード入力後そのまま「Enter」キーを押せば先に進みます。
以下画像はUbuntu 19.04のときの流用です。
「続行しますか?[Y/n]」と出るので、そのまま「Enter」キーを押します。
【仮想環境の場合】VirtualBoxのGuest Additionsのインストール
仮想環境画面の「デバイス」から「Guest Additions CD イメージの挿入」をクリックすると以下のような「〜実行しますか?」という画面が出るので、「実行する」ボタンを押します。
確認の画面が出るので、パスワードを入力し「認証」ボタンを押します。
以下のように端末が出て勝手に進むので少し待ちます。「Press Return 〜」が出たら完了なので、「Enter」キーを押します。これで端末の画面が閉じ「Guest Additions」のインストールが完了となります。一度再起動しましょう。
解像度の設定
再起動したら、電源ボタンをクリックして左下にある「設定」のアイコンをクリックします。
設定画面が出るので、「ディスプレイ」をクリック。
「解像度」をクリックして適度な解像度に設定します。
希望の解像度をクリックしたら「適用」ボタンが現れるのでクリックします。
「変更を保存」の確認画面が出てそれをクリックすると確定します。
で、これが冒頭の状態です。
萌え化について
まだ全く試していないので、近いうちに試して結果を順次アップします。
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