
Ubuntuのメンテナンスのため久しぶりにBleachBitを使ってみた
実機のUbuntu 20.04 LTSは18.04 LTSからアップグレードしたものなので、結構ゴミなどあるんじゃないかと思い立ち、久しぶりにBleachBitを使ってみました。ちなみに2015年頃にUbuntuのメンテナンス方法のあれこれで取り上げています。
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インストール
Download BleachBit for Linux に「Ubuntu 20.04 LTS (Focal Fossa)」など、対応したアプリが登録されているので、該当するものをダウンロードします。
DebファイルなのでダブルクリックでUbuntuソフトウェア経由でインストールできます。
起動
BleachBitをインストールすると起動ファイルが2つでき、システム内のファイルを対象にする場合には「BleachBit as Administrator」の方を起動します。
初回起動時以下のような設定画面が出ます。問題なければそのまま閉じます(わたしはそのまま閉じました)。ちなみにこれは「≡」からもアクセスできます。
使い方
まずは「APT」の項目にチェックを入れてみます。そして「プレビュー」ボタンをクリックします。
これで結果の見積もりが出ます。
よければ「削除」ボタンを押します。
確認画面が出るので、「削除」ボタンを押します。
結果以下のようにファイルが削除されディスクスペースも増えました。
システムのお掃除
同様の手順でシステムの項目もやってみます。「システム」にチェックを入れると関連項目にチェックが入り、以下のような警告がいくつか出るので、「OK」ボタンを押していきます。
「システムのメリに関する注意」では「システムエラーの原因となる可能性がある」と警告があるので、ちょっと注意が必要です。が、そのまま「OK」ボタンを押しました。やめるのであれば「メモリ」の項目のチェックを外せばパスできます。
「システムのローカライゼーションに関する注意」も出ましたがそのまま「OK」ボタンを押しました。こちらも「ローカライゼーション」の項目でパスできます。
「プレビュー」ボタンを押すと以下のように見積もりが出ます。この時点で何故か?システム内の項目全てにチェックが入っていました。実際に影響のあるところは9.4MBなど項目に出ているので、この時点で必要があればチェックを外すなりすればいいかと思います。
とりあえずこのまま続行で「プレビュー」ボタン横の「削除」ボタンを押すと、最後の警告が出るので、また「削除」ボタンを押します。
先ほどの警告にあったように結構時間(私の環境で10分くらい?)かかって以下のように終了し、結果システム内の25,766ファイルが削除になって273MBのディスクスペースが増えました。
こんな感じでスッキリできますが、それによってなにか不具合があっても責任は取れませんので、自分の責任の範囲内で使ってみてください。
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